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● オプティマ
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/11/29 08:02
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/29/2011112900318.html
現代・起亜自、米ブランド評価でトップに
現代自動車と起亜自動車が、米国の自動車ブランド評価で共に1位を獲得した。
現代自はこれまで、ケリー・ブルー・ブックなど複数の米自動車評価機関で1位を獲得したが、起亜自がトップに立ったのは今回が初めて。
起亜自は「K5」(現地名:オプティマ)や新型「プライド」(現地名:リオ)などが好評を博しており、あまり割引していないにもかかわらず、販売台数を大きく増やしている。
自動車販売・価格情報サイトの米トゥルーカー・ドット・コムが先ごろ発表した月別ブランド評価資料によると、現代自と起亜自は11月にそれぞれAプラス等級を獲得、米クライスラーのスポーツ用多目的車(SUV)ブランド「ジープ」と並び、トップに立った。
トゥルーカー・ドット・コムは毎月ブランドごとに価格変動率、販売インセンティブ、販売増加率、顧客ロイヤルティー、市場シェアの変動幅、在庫期間など8項目を評価し、等級を付ける。
現代自と起亜自は割引率、小売販売増加率、インセンティブ、市場シェアの変動幅、在庫期間の5項目で満点を取った。
割引率とインセンティブは少ないほど、在庫期間は短いほど点数が高い。
ほかのブランドに比べ、割引せず定価で販売しているにもかかわらず人気が高く、在庫をほとんど抱えていないことになる。
ただし、顧客ロイヤルティーだけは依然としてトヨタ自動車やホンダ、フォードなど販売上位のブランドに押されている。
全ての販売ブランドを合算したメーカー別ランキングでも、現代自は「Aプラス」等級を獲得し、「A」等級にとどまったホンダやスバルを制してトップに立った。
現代自は、トゥルーカー・ドット・コムが今年3月に発表したメーカー別ランキングでA等級を獲得して2位に浮上し、7月から9月までは3カ月連続で1位をキープした。
先月はスバルに押され、ホンダとともに2位となった。
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2011年11月29日11時14分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/988/145988.html?servcode=100§code=140
【グローバルアイ】忘れてはいけないトヨタの教訓
昨年3月8日、米国は大騒ぎとなった。
08年型トヨタ「プリウス」が時速150キロでロサンゼルス(LA)8番道路を疾走する場面がテレビで生中継された。
車を止めようと必死の運転手の表情、この車を追いながら拡声器で車を止める方法を伝える警察。
20分間続いた追撃戦は映画の一場面のようだった。
09年8月、レクサスを運転していた警察の家族の死亡事故が伝えられ、窮地に追い込まれたトヨタにとって致命打だった。
世論は沸き立った。
トヨタの車の複雑な電子制御装置から出た電磁波が急加速の主犯という怪談が一瞬にして広まった。
申告・告発も殺到した。
米高速道路交通安全局(NHTSA)はもちろん、証券取引委員会(SEC)までが刃先を向けた。
政治家も加わった。創業者の孫、豊田章男社長が米議会に呼ばれ、大変な苦労をした。
14年ぶりにオーナー経営体制を復活した豊田社長としては耐えがたい屈辱だった。
さらにトヨタは昨年だけで米国政府に4880万ドルの罰金を払った。
2年近い時間が流れた今の状況は違った状況だ。
米国を騒がせた
プリウス‘活劇’は、借金に苦しむ運転手の自作劇
として片付いた。
米航空宇宙局(NASA)までが出てきて電磁波を解剖したが、急加速の原因は見いだせなかった。
急加速申告のほとんどはブレーキの代わりにアクセルを踏んだ運転手のミスだったことが分かった。
もちろん運転席のマットやブレーキペダルの欠陥はトヨタも認めた。
しかしそれだけで‘魔女狩り’に近かったトヨタたたきを説明することはできない。
もしかするとそれはトヨタがあまりにも好調だったからではないだろうか。
08年の金融危機で米国‘ビッグ3’自動車は没落した。
米国製造業の自尊心、ゼネラル・モーターズ(GM)が破産危機に陥った。
その渦中にトヨタは世界1位に無血入城した。
トヨタに対して米国政府・業界が腹を立てるのも当然だった。
トヨタディーラーの傲慢な態度に消費者の心も離れた。
トヨタの墜落で魔女狩りは終わったのだろうか。
決して安心はできない。
特に韓国企業は気をつけなければいけない。
現代・起亜(ヒョンデ・キア)車は5月、ついに米国市場でシェア10%を達成した。
日本車のリコールと大地震の影響が大きかった。
サムスン電子は7-9月期、米国・西欧・中南米携帯電話市場で世界1位になった。
さらに米ビッグ3自動車がよみがえり、アップルが善戦したおかげで、韓国企業は世論の刃先を避けられたのかもしれない。
こうして見ると、韓米自由貿易協定(FTA)が国会を通過したのは、国際舞台で立つ韓国企業の立場では天幸だ。
釈迦・イエスの親せきが集まって住むところでない限り、
自分の家は扉を堅く閉めながらも、
他人の家は奥の間まで眺める外国企業を歓迎する市場はこの世にない。
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