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● 帰還したはやぶさのカプセル
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2011/12/23 04:04 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011122201001386.html
科学十大成果に「はやぶさ」
大震災は“番外”に
米科学誌サイエンスはことしの科学十大成果の一つに、探査機はやぶさが小惑星イトカワから持ち帰った微粒子の分析を挙げ、23日付の最新号で発表した。
東日本大震災は“番外”で取り上げられた。
はやぶさは、発表記事の2番手に登場。
度重なるトラブルを乗り越え地球に帰還した経緯が詳しく紹介され、ことし発表された微粒子の分析結果により、地球に落ちてくる隕石の起源が小惑星であることが確認されたとして「はやぶさの任務は完了した」とした。
ほかに、植物の光合成を担うタンパク質の働きを解明した神谷信夫・大阪市立大教授や沈建仁・岡山大教授らの研究も選出された。
』
『
2011年12月24日01時26分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111223-OYT1T00477.htm
日本から「はやぶさ」など2件…科学10大発見
【ワシントン=山田哲朗】
米科学誌サイエンスは23日付の最新号で、2011年の科学研究における10大発見を発表した。
日本からは、
★.小惑星探査機「はやぶさ」の成果と、
★.光合成の謎に迫った神谷信夫・大阪市立大教授、沈建仁・岡山大教授の研究
が選ばれた。
はやぶさについて、同誌は
「驚くべき成功を収めた救出ミッション(作戦)で、運用者は大失敗の瀬戸際から何とか探査機を引き戻した」
とし、持ち帰った試料により小惑星や隕石(いんせき)の研究が進んだことを評価した。
一方、神谷教授らは植物の水分解反応(光合成)で触媒の役割を果たすたんぱく質複合体の構造を解明した。
人工光合成の足がかりとなる成果で、同誌は
「水を分解して燃料電池で使う水素を作り出すなど、クリーンエネルギー源の開発の鍵を握る」
と評価。
研究が発展すれば環境問題を解決できると予測する。
』
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