2011年12月13日火曜日

海洋警察官、中国漁船乗組員に刺され死亡

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● TBSニュース



 さて韓国はどうする。
 韓国の法律はしらないが、日本なら国内法に照らしていわゆる警察官殺害ということで、まず終身刑は堅い。
 死刑ということになっても当たり前。
 まさか、中国に引き渡すなどということはないだろが。

 日本には強いことを言うが、中国には擦り寄る韓国政府だとすると、数年の冷却期間を置いてから引渡しということも考えられる。
 今の韓国は中国あっての国家であり、中国にそっぽを向かれると、経済がガタガタになり内情不安が勃発することもある。
 とはいえ安易に解決を図ると、国内反発が大きくなる。
 しばらくは法律的に韓国優位で動いていくことになろう。
 だが最終的に外交処理として中国に折れることになるだろう。
 韓国が膝を屈することになるだろう。
 韓国としてはそれでポイントを稼いだ気分になれるが、
 
中国は韓国を属国くらいにしか思わない
ということになろう。
 しばらくは沸騰するが、冷めやすい韓国民族のこと、そのうち忘れ去られてしまい、そのころに引渡しということになるかな。


朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/12 13:34
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/12/2011121201712.html

違法操業:海洋警察官、中国漁船乗組員に刺され死亡

 仁川市甕津郡の小青島南西85キロの海上で12日午前7時ごろ、違法操業の取り締まりに当たっていた海洋警察官が中国漁船の乗組員にガラス片で腹部を刺され、死亡した。

 当時、仁川海洋警察署所属の警備艇(3005艦)は違法操業中の中国漁船を発見。
 同漁船が警告放送に耳を傾けようとしなかったため、韓国海洋警察の特攻隊員はこれを拿捕(だほ)しようと、2台のボートに乗り込み接近した。
 この際、イ・チョンホ警長(日本の巡査部長に相当)をはじめイ巡査ら8人ほどが先頭に立った。
 これに対し、9人の漁船乗組員は凶器を振り回すなどして激しく抵抗。

 漁船の船長A容疑者は操舵室のドアにカギを掛け、漁船の進行方向を北に変えようとしたが、イ警長らに取り押さえられた。
 このとき、おとなしく特攻隊員の指示に従っていたかに見えたA容疑者が突然窓を割り、ガラス片を振り回した。

 イ警長らは防刃チョッキを着用していたが、乗組員側は防護されていない部分を狙って刺したものとみられる。

 脇腹を刺されたイ警長はヘリコプタ―で仁荷大学病院に搬送されたが死亡。
 関係者によると、死因は出血多量などによるものとみられるという。
 腹部を刺されたイ巡査は手術を受ける予定だが、命に別状はないとのことだ。
 事件の報告を受けた海洋警察庁長は、仁荷大学病院に駆け付け、哀悼の意を表した。





毎日新聞 2011年12月13日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20111213ddm002030113000c.html

韓国:海洋警察隊員死亡 違法漁船には実弾 中国に抗議

 【ソウル西脇真一、北京・工藤哲】韓国の排他的経済水域(EEZ)で不法操業していた中国漁船の取り締まり中に韓国の海洋警察隊員2人が中国人船長に刺され死傷した事件で、韓国政府は12日、中国政府に強く抗議するとともに、今後は制圧に実弾を積極活用する考えを示した。

 中国漁船の取り締まり中に殉職したケースは08年に続き2例目。凶悪化する中国漁船問題は、両国間の摩擦に発展する可能性がある。

 韓国外交通商省の朴錫煥(パクソクファン)第1次官は12日、張〓森駐韓中国大使を呼んで再発防止を求めた。張大使は遺憾の意を表し、中国政府として迅速に処理できるよう韓国政府に資料の提供を求めた。
 中国外務省の劉為民報道局参事官も12日の定例会見で「漁船員への教育や出漁時の管理を強め、違法な状態にならないよう努めている」と述べた。

 一方、韓国海洋警察庁は事件を受け、取り締まりの強化方針を発表。ゴム弾や高圧電流銃を使って制圧し、隊員の安全が脅かされる場合にのみ銃器を使用していたが、最初の段階から積極的に使用する検討を始めた。

 違法操業で拿捕(だほ)する中国漁船は毎年500隻近くに及び、今年も既に471隻(11日現在)。
 鉄パイプを振り回したり、韓国海洋警察の船が乗り付けられないよう船体に鉄の棒を取り付けるなど、凶悪化の一途をたどっているという。




NHKニュース2011年12月13日 4時27分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111213/t10014590701000.html

韓国 不法操業に銃の使用柔軟に

 韓国の排他的経済水域で中国漁船の取締りに当たっていた韓国の警察官が漁船の船長に刺されて死亡した事件を受けて、韓国海洋警察庁は、取締りでの銃の使用をこれまでより柔軟にする方向で検討することになりました。

 この事件は、12日朝、朝鮮半島西側の黄海にある韓国の排他的経済水域で不法操業をしていた中国漁船を取り締まるため、韓国海洋警察庁の警察官が漁船に乗り込んだところ、操だ室付近で船長に刃物で刺されて死亡したものです。
 海洋警察は、特殊公務執行妨害の疑いで、船長と船員8人の合わせて9人を夜遅くまでに韓国西部のインチョンに移送し、船長については、殺人の容疑も視野に13日から取り調べるほか、残りの船員についても不法操業の手口などについて追及することにしています。
 一方、韓国海洋警察庁では、取締り中の警察官が中国漁船側の暴力により死亡したことを重く受け止め、これまで自己防衛のときに限って認めてきた銃の使用について見直すことになりました。
 これについて、海洋警察庁の幹部は、韓国のメディアに対して
 「制圧の初期の段階から銃を使える方法を検討する」
と述べ、不法操業の漁船に接近する段階から銃などの武器の使用を可能にする方向で検討する考えを示しました。


 中国と韓国の外交駆け引きが見ものだ。
 弱腰の韓国がどこまで頑張れるか。

 おなじような立場にさらされているのが日本。
 さあ、日本は漁船対策にどう出る。
 これをどううまく使っていくかだな。
 その器量は日本にはありそうな気がするのだが。



朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/13 09:36
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/13/2011121300903.html

【社説】中国漁船による警察官殺害には行動で対応せよ

 12日午前7時ごろ、仁川広域市甕津郡の小青島南西87キロの沖合で違法操業中の中国漁船を取り締まっていた海洋警察特攻隊員のイ・チョンホ警長(日本の巡査部長に相当)=41=とイ・ナクフン巡査=33=が、中国人船長の振り回したガラスの破片が身体に刺さり、イ警長はわき腹をえぐられ死亡、イ巡査も腹にガラスが刺さって重傷を負った。
 中国の違法漁船を取り締まっていた海洋警察の隊員が犠牲となったのは、2008年9月に故パク・キョンジョ警衛(警部に相当)が中国人乗組員にシャベルで頭を殴られ、海に落ちて死亡して以来3年ぶりのことだ。

 今回、中国漁船は大韓民国の排他的経済水域(EEZ)で違法操業を行い、これを取り締まろうとする韓国の警察官を殺害したが、このように凶悪な行為は絶対に見過ごしてはならない。
 違法行為を平然と行う中国人たちは、こちらが弱腰だと間違いなくそれにつけ込み、さらに悪質になるのは目に見えている。
 そのため、これに対応するには厳しい懲罰を課す以外にはないだろう。
 西海(黄海)での度重なる中国漁船による違法操業に抗議するため、外交通商部(省に相当)東アジア局の趙世暎(チョ・セヨン)局長は2日に中国を訪問したが、今回の殺害事件はそれからわずか10日後に起こった。
 外交通商部の朴錫煥(パク・ソクファン)第1次官は事件発生直後、在韓中国大使館の張シン森大使を外交通商部に呼んで抗議したが、張大使は
 「中国は政府次元で漁業関係者に対する教育を強化している」
と、これまでと同じ言葉を繰り返すだけだったという。
 中国漁船の違法操業に対しては、まずは中国政府が最低限の管理責任を果たすよう、両国間で新たな取り決めをしておく必要もあるだろう。
 しかし外交的な対応だけでは、中国人による違法かつ不道徳な行為を確実に防ぐことはできない。
 これはあくまで懲罰を与えた次の課題に過ぎないはずだ。

 中国漁船は時間がたつほど凶暴化、組織化している。
 彼らは竹やり、斧、鎌、鉄パイプなど人間を殺害できる凶器をごく普通に所有しており、韓国の海洋警察が船に乗り込むことができないよう、船には金串を刺し、時には鉄条網まで設置しているという。
 韓国の海洋警察は拳銃や電子銃、ゴム弾発射機、鎮圧棒などを携帯しているが、実際に拳銃を発射したのは、今年3月のわずか1回だけだ。
 つまり外交的な摩擦を恐れ、武装した船員に対して生命の危険を冒してでも穏やかに鎮圧しようとしているのが実情なのだ。
 また、海洋警察が保有する291隻の艦艇のうち、違法操業中の中国漁船を取り締まることができる200トン以上の船は68隻しかない。
 その上3交代勤務という実情を考慮すれば、わずか20隻で、西海、南海はもちろん、東海(日本海)まで進出している中国漁船を監視しなければならないのだ。
 このような実情に対応するには、まずは早急に予算を配分して取り締まり用の艦艇を補強した上、海洋警察官に対し現場で武力を使用する権限をこれまで以上に与えるべきだ。



朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/13 09:33
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/13/2011121300889.html

違法操業:海洋警察官の死に政界は沈黙
ハンナラ党、民主党共に

 12日、違法操業を行っていた中国漁船を拿捕(だほ)する過程で海洋警察官1人が死亡、1人が重傷を負った事件について、与党ハンナラ党と野党・民主党は終日、特に反応を見せず、政権の中心党として一言も見解を示さなかった。
 両党とも仁川支部でコメントを発表したに留まった。
 両党の大統領選候補とされる議員や、指導部のメンバーからもコメントはなかった。

 ハンナラ党はこの日、5時間以上にわたり議員総会を行ったが、非常対策委員会の構成や再創党問題についてのみ激論を交わした。
 民主党は前日、全党大会で野党の統合案を議決したことに対し、法的効力をめぐって党指導部と独自全党大会派間の論争が続いた。

 一言述べたのは唯一、自由先進党だった。
 同党のムン・ヨンニム広報担当は
 「犠牲となった特攻隊員のご冥福をお祈りし、遺族の皆様に深くお悔み申し上げる」
と語った。


 国会で催眠弾を破裂させたように、
 中国領事館に催眠弾を投げ込めばいいのに。
 行動力がないな、韓国国会議員は。
 みせかけだけだな。
 きっと、民間のデモ隊が大使館を取り囲むだろう。

 この結末を近隣諸国は見つめている。
 それによって中国の外交姿勢を評価しようとしている。
 どのような形であれ、近隣の対中国外交は今後この事件の上に築かれることになる。
 よって、中国としてもうかつな対応はできないでいる。
 どうでるか中国。


 オオオー、朝鮮日報には次から次へとニュースが載せられていく。


朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/13 10:05
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/13/2011121301020.html

違法操業:海洋警察官殺害、中国大使館前で抗議集会開催へ
保守系団体がきょう午後に

 違法操業していた中国漁船を拿捕(だほ)しようとした、仁川海洋警察署のイ・チョンホ警長(日本の巡査部長に相当)=41=が殺害された事件を受け、「ライトコリア」など保守系団体のメンバーたちが13日、在韓中国大使館(ソウル市鍾路区孝子洞)の前で抗議集会を開くことを決めた。

 ライトコリアのポン・テフン代表(50)は12日「ライトコリアなど市民団体のメンバー約400人が、13日午後2時に中国大使館前に集まり、抗議集会を開く」と発表した。
 集会には市民団体だけでなく、警察官OBの団体「大韓民国在郷警友会」の会員約100人も参加する予定で、殺害されたイ警長を追悼する行事や献花式も同時に行われる予定。
 献花式の終了後には、参加者たちが中国政府を糾弾する声明文を発表するとのことだ。

 ポン代表は
 「2002年、女子中学生2人が米軍の装甲車にひかれ死亡する事件が起こったとき、大規模なろうそくデモが行われたが、今回の事件はこれよりもさらに深刻な問題だ。
 中国がこうした罪を二度と犯すことのないよう、強く抗議する」
と語った。
 その上で
 「大使館への進入が違法ということは分かっているが、メンバーたちが全員逮捕されるようなことになったとしても、大使館に進入して中国大使に直接抗議の意を伝えるつもりだ」
と話した。




朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/13 10:00
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/13/2011121301001.html

違法操業:ベトナムやフィリピン、中国漁船に発砲も

 中国漁船の違法操業に悩まされているのは、韓国だけでなく日本やベトナム、フィリピンも同様だ。
 一部の国は、違法操業を続ける漁船に機関銃を発砲するなど、強硬な取り締まりを行っている。

 日本は、尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件(昨年9月)以降、大型巡視船を追加で配備するなど、対応態勢を強化した。
 ヘリコプターの離着陸が可能な1300トン級の海洋巡視船1隻と、1000トン級の巡視船3隻を動員し、尖閣諸島沖を常時監視している。
 先月6日には、長崎県沖で日本側の停船命令を無視して逃走した中国漁船(135トン級)を4時間半にわたり追跡し、拿捕(だほ)した。

 南シナ海の島をめぐり、中国と領有権紛争を繰り広げているフィリピンやベトナムは、違法操業漁船の取り締まりに軍艦を動員している。
 フィリピン海軍は今月2日、自国のパラワン島沖で違法操業をしていた漁船1隻を拿捕し、中国人の乗組員6人を逮捕。
 同漁船からは絶滅危惧種のアオウミガメ12匹が見つかり、うち9匹はすでに死んでいたという。
 フィリピン海軍は、2001年には同海域で中国漁船に発砲した。

 ベトナムも、違法操業をする中国漁船を厳しく取り締まっているという。
 今年7月には、ベトナムの軍艦が違法操業をしている中国漁船に機関銃を乱射し、拿捕後に軍人が乗組員を甲板にひざまずかせ、監視している様子を映した動画が中国のメディアで公開された。




朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/13 10:02
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/13/2011121301008.html

違法操業:韓国の取り締まり要請を渋る中国
韓国政府、7回にわたり中国側に取り締まり要請
中国「無許可のため追跡できない」
今年に入り中国人船員58人を拘束…大半は執行猶予で釈放

 韓国の農林水産食品部(省に相当)は、違法操業を行った中国漁船が韓国の海洋警察の取り締まりに激しく抵抗し、逃走する事件が続発していることを受け、在中韓国大使館を通じ、昨年11月から7回にわたり現場写真など証拠資料を中国政府の農業部漁業局に送り、取り締まりを要請した。
 違法操業には、毎回数十隻の船が加わっているという。

 ところが消息筋によると、中国側は、これらの船が無許可船で追跡が困難との理由から、十分な調査を行わなかったという。
 ある消息筋は
 「調査して漁業許可停止などの措置を下したケースは、数える程しかない」
と語った。
 違法操業関連は農業部漁業局、暴力行為関連は公安部と担当が別になっているため、事件の処理が迅速・円滑に行われにくい状況にあるという指摘もなされている。

 韓国政府は、中国漁船の違法操業を根絶するためには、中国側が自国の漁民に対する教育の強化と自主的な取り締まりを行うべきという立場だ。

 一方で大検察庁(最高検に相当)によると、今年に入り、海洋警察の取り締まりに抵抗して逮捕された中国の船員は合わせて58人。
 船員たちの抵抗はますます凶暴化する傾向にあるが、裁判所では、ほとんど執行猶予を付けて釈放している。

 船員たちは、韓国で処罰された後、中国で再び処罰されるものと考えられている。
 しかし法曹界は、
 許可なく韓国の排他的経済水域(EEZ)で操業すること自体を刑事処罰の対象とするよう、法改正すべき
と指摘している。

 海洋警察によると、過去5年間で、
 中国漁船を拿捕(だほ)する過程で死亡した警察官は2人、負傷者は28人に上る。

 海事関係に詳しい「キム・アンド・チャン」の李鎮洪(イ・ジンホン)弁護士はこの日
 「中国漁船が、暴力で抵抗できるよう準備して違法操業を行っているため“予見された不祥事”が繰り返されているにもかかわらず、韓国の海洋警察や政府は適切な対応ができなかった。
 中国の漁民たちが、韓国の公権力行使を恐ろしいと認識するくらい、厳罰に処する必要がある」
と語った。

 また、ソウル大学法学部の鄭印燮(チョン・インソプ)教授(国際法)は
 「中国漁船の違法操業に対する罰金額は、以前の4000―7000万ウォン(現在のレートで約271―474万円)から最近は5000万―1億ウォン(約388―約677万円)に引き上げられたが、依然として低い。
 違法操業で“一山当てて”稼いだ金が罰金額を上回るケースもあるため、結局は違法操業を続ける。これでは違法操業を野放しにしているのと同じ」
と語った。

 一方、海洋警察隊員のイ・チョンホ警長(巡査部長に相当)=41=を凶器で刺して殺害した中国漁船の船長、チョン・ダウィ容疑者(42)に対しては、
 刑法上の殺人罪、または特殊公務妨害致死罪を適用する
ことになるだろうと検察側は語った。




朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/13 10:37
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/13/2011121301161.html

違法操業:海洋警察官刺殺めぐり中国側から謝罪なし
低姿勢外交が生んだ悲劇」との指摘も

 違法操業を行っていた中国漁船の船長が韓国の海洋警察官を刺殺した事件で、中国外務省と官営メディアは12日、違法操業の事実を間接的に認めるなど低姿勢の報道ぶりだった。
 しかし、海洋警察官が刺殺されたことに対する遺憾表明や謝罪は一切なかった。

 中国外務省の劉為民・報道局参事官は定例会見で
 「関連報道に関心を寄せており、状況を確認しているところだ。
 韓国側と緊密に協力し、共同で適切に処理したい」
と述べた。
 その上で「中国の担当機関は既に何度も措置を講じており、漁民に対する教育と漁船に対する管理を強化し、越境操業や違反行為を阻止している」と説明した。
 その一方で
 「韓国が中国の漁民の合法的権益を十分に保障し、人道主義的に身柄を取り扱うよう希望する
とも表明した。

 劉参事官の説明は、中国漁船による違法操業の事実を認め、政府レベルで対策を講じていることを明らかにしたものだ。

 これは、中国外務省の姜瑜・副報道局長が今年10月24日、韓国の海洋警察が中国漁船3隻を拿捕(だほ)したことについて
 「文明的な法執行を求める」
と強く反発したのとは異なる反応だ。

 民族主義的な傾向が強い新聞、環球時報は同日、電子版に掲載した記事で
 「漁民が禁止された海域にしきりに立ち入るのは、中国の海域に魚がいないという悲劇的な現実がある」
と指摘した。
 中国漁船による違法操業の事実を認めたものだ。

 だが今回中国側の態度が変わったのは、自国漁民の違法操業をかばい続けると、国家イメージが低下し、周辺国が強硬に反応しかねないと懸念したためとみられる。
 中国の官営メディアも最近、違法操業問題を客観的に報じるようになっている。
 新華社系の国際先駆導報は先月22日、中国漁船の無知、無秩序な操業、法令遵守意識の不足などを指摘する記事を掲載した。
 中国漁業協会の関係者も、中国漁船が漁場の魚を根こそぎ奪い去っている実態や、漁獲量を改ざんしていることなどを指摘した。

 一方、今回の事件を対中低姿勢外交が生んだ悲劇ととらえる見方もある。

 韓国政府が中国との外交摩擦をあまりに意識し、中国人の違法行為に対し適切に対応していないため、今回のような悲劇が繰り返されているとの指摘だ。
 韓国外交通商部(省に相当)の関係者は
 「韓国は脱北者問題、中国同胞(朝鮮族)問題などで中国に協力を求めることが多く、中国人の違法行為に対し適切に対応できないという面がある。
 最近中国の国力が強まり、そうした状況が固定化している」
と話した。

 2008年4月、ソウルで北京五輪の聖火リレーが行われた際、中国人留学生による暴力行為を適切に処罰できなかった事例が代表例だ。
 韓国政府は1992年に中国と国交を結んで以降、中国の顔色をうかがい、主権国家として当然の権限を行使できなかった。
 また、国交正常化当時、韓国政府は中国の韓国戦争(朝鮮戦争)に対する立場について、いかなる釈明も聞かないまま、台湾問題を中国のやり方で処理する「一つの中国」の原則に同意した。
 それ以降、韓中ニンニク摩擦など外交紛争が起きるたびに、中国に振り回された。

 国家安保戦略研究所のパク・ビョングァン研究委員は
 「主権を侵害する中国の違法行為に対しては、厳しい外交的対応で臨むとともに、中国政府レベルでの謝罪、再発防止の確約を受ける必要がある」
と指摘した。





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