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● FNNニュース
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FNNニュース 2011/12/22 12:31
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00214073.html
中国行きの船から69発の地対空ミサイル 現地当局が捜査
フィンランド南部で、停泊中の中国行きの船から、69発の地対空ミサイルが見つかり、現地の捜査当局が調べている。
フィンランドの捜査当局は21日、南部の港町コトカに停泊している船から、69発の地対空ミサイル「パトリオット」と、およそ160トンの爆発物が見つかったと発表した。
船は、ドイツから中国・上海行きのイギリス船籍で、15日にフィンランドに到着し、停泊していた。
現地の捜査当局は、ミサイルや爆発物が積まれた経緯や荷主などをくわしく調べている。
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2011年12月22日14時04分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111222-OYT1T00400.htm
上海行きの船から地対空ミサイル69基…独出航
● パトリオット・ミサイルが見つかったソール・リバティー号(21日、フィンランド南東部コトカ港で)=AP
【ロンドン=大内佐紀】フィンランド警察は21日、同国南東部コトカに寄港した中国・上海行き英国船籍の貨物船「ソール・リバティー号」内から地対空ミサイル、パトリオット69基や160トンの爆発物が見つかったと発表した。
英BBC放送によると、貨物船は今月13日、ドイツ北部エムデンを出航し、15日にコトカに寄港。
コトカ港で新たな積み荷を搬入中に、作業員がミサイルの存在に気づいて通報した。
積み荷の中身は「花火」と申告されていたという。
フィンランド警察は
「ミサイルがどこで積み込まれ、誰に渡される予定だったのかは不明」
としている。
地元メディアは、貨物船が韓国にも寄港する予定だったと報じた。
AFP通信によると、船の所有会社も、積み荷の中身について知らなかったとしており、真相は謎だ。
警察は
「極めて特異な事案」(ラサネン内相)
として捜査に着手した。
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サーチナニュース 2011/12/23(金) 07:51
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1223&f=politics_1223_003.shtml
「パトリオットミサイルの行き先は中国ではなく韓国」
フィンランド警察は21日、ドイツから中国に向かう貨物船からパトリオットミサイル69発が見つかったと発表した。
これについて中国紙の環球時報は22日、フィンランドの警察の話として「貨物船の最終目的地は韓国」と報じた。
フィンランド警察は21日、ドイツから中国に向かう途中でフィンランドに寄港した貨物船から、地対空ミサイルのパトリオット69発と爆薬160トンを発見したと発表した。
中国の人民日報系の国際情報紙、環球時報は同日AP通信を引用して「船は上海行き」と報じた。
22日にはフィンランドメディアの報道として
「フィンランドの警察官は、貨物船の最終目的地は韓国だと話している」
と伝えた。
環球時報が22日のフィンランド公営放送(YLE)の報道として伝えたところでは、武器には「花火」との標示があり、ミサイルが入っていたコンテナの付属書には韓国人の名前が書かれていた。
記事によると、フィンランド警察は貨物船は中国行きだと述べたが、目的地は韓国かもしれないという言い方もしている。
フィンランド中央刑事警察は
「この船はドイツを出発して、途中フィンランドに立ち寄り、フィンランドから韓国行きを計画していた。
ミサイルと爆薬もこのルートと同じかどうか調べなければならない」
と話したという。
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パトリオットミサイルとは。
Wikipediaから。
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● 発射の瞬間
MIM-104 パトリオット(MIM-104 Patriot)は、米レイセオン社がMIM-14 ナイキ・ハーキュリーズの後継としてアメリカ陸軍向けに開発した広域防空用の地対空ミサイルシステム。ミサイル防衛では終末航程に対応し20~35kmの範囲を防御する。
湾岸戦争時にイラク軍が発射したスカッドミサイルを撃墜したことにより有名になった。
米国のほか日本を含む同盟国など世界10カ国以上で運用されている。
パトリオット・ミサイルは厳密にはミサイルそのものを指すが、ミサイル発射システムを含めてパトリオット・ミサイルと呼ぶ場合もある。
「MIM-104」はミサイルに対する形式名称、
「Patriot」はその愛称で、「Phased Array Tracking Radar Intercept On Target」(直訳:目標物を迎撃する追跡位相配列レーダー)の頭文字をとったものといわれている。
Patriot は英語で「愛国者」を意味し、原語での発音は「ペイトリアット」に近い。
日本では報道など一般的には「パトリオット」、自衛隊など政府公式資料では「ペトリオット」と表記されている。
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「パトリオット」という言葉を最初に知ったのはトム・クランシーの「愛国者のゲーム」。
「パトリオット・ゲーム」が正式の書名であった。
それが転じてミサイルになった。
こういう高性能のミサイルがいともたやすく手に入るということは世界は物騒になってきているということだろう。
アメリカのアジア進出と北朝鮮の中国属国化で今後どのような展開があるのだろうか。
きな臭くなってきていることは確かである。
日本は防御を固め、手を出したら叩く
という防衛基本に忠実でないとつけ込まれていく。
なんとなんと韓国政府の公式積荷だったという。
韓国政府は無能か、バカか。
なぜ、花火などと偽っている。
これ、まだ何か出てきそうな雰囲気である。
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/23 10:33
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/23/2011122301101.html
韓国がドイツから購入した中古ミサイル、フィンランドで押収
兵器の輸出が違法な第三国向けと誤解
ドイツから中古ミサイルを公式に導入中の韓国
フィンランド「兵器通過の許可がない」…駐独大使館「誰かがミスをした」
韓国がドイツから購入した中古のパトリオット・ミサイル69基などを積んだ貨物船「MSトール・リバティー」号が21日、フィンランドの首都ヘルシンキから約120キロ離れたコトカ港で抑留されている。
この船は、フィンランドに入国する際、武器を積んでいるという事実をフィンランド税関に知らせなかったため、違法な武器輸出をしようとしたのではないかと誤解された。
ドイツが韓国に輸出する中古のパトリオット・ミサイルが、通関手続きをきちんと踏まなかったため、中間寄港地のフィンランドで現地当局により違法な兵器輸出と見なされ、押収されるという騒動が起きた。
韓国政府はドイツ政府と契約を結び、ドイツ軍が使用していた安い中古パトリオットを2006年から導入してきた。
21日(現地時間)、フィンランド南部のコトカ港で船積み作業を行っていた中国・上海行きの貨物船「MSトール・リバティー」号から、パトリオット・ミサイル69基が発見された。
イギリス領マン島船籍のこの船は、今月13日にドイツ北部のエムデン港をたち、二日後にフィンランドのコトカ港へ到着した。
この船は、韓国を経由して最終目的地の上海に向かう途中だった。
フィンランド交通安全局の職員が船の見回りを行ったところ、爆薬に使われる化学物質「ピクリン酸」が貨物の運搬台に積まれているのを発見し、警察に通報した。
その後フィンランド当局は、捜索の過程で、コンテナに保管されていたパトリオット・ミサイルを見つけた。
このコンテナは当初、ミサイルではなく「爆竹」を積んでいると登録されていた。
また、兵器類がフィンランドの領海を通過する場合、フィンランド国防省の許可を受けなければならないが、この船はそうした手続きを踏んでいなかった。
加えて、ミサイルの最終目的地も表示されていなかった。
フィンランド当局は、このミサイルが違法な輸出と関連があるとみて、パトリオット・ミサイル69基を押収し捜査に入った。
こうした事実がメディアを通じて知られると、ドイツ政府が釈明に乗り出した。
ドイツ政府は22日、
「パトリオット・ミサイルはドイツで船積みされた。
合法的に韓国へ輸送される計画だった」
と発表した。
韓国は、ドイツが保有していた中古のパトリオット・ミサイルを輸入し、改良する事業を進めてきた。
駐独韓国大使館の関係者は
「今回、パトリオット・ミサイルは適法に取引されたが、輸送の過程で、誰かのミスにより通関手続きをきちんと踏まえなかったようだ」
と語った。
韓国の防衛事業庁の関係者も
「来年の導入完了を目標にして、ドイツ軍が使用していた中古のパトリオット・ミサイルを持ち込んでいたが、中国に向かう爆竹用の火薬がミサイルの上に置いてあり、誤解を受けたようだ」
と語った。
パトリオット・ミサイルは、米国のレイセオン社が生産し、米国やその友好国に供給している。
フィンランド政府は、今回のパトリオット・ミサイルの輸送過程が自国の法律に違反しているだけに、この件について捜査を継続したいという立場だ。
またフィンランド側は、貨物船の船長などを対象に、通関手続きに違反した理由などについても調べている。
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何か下の発表、
パトリオットミサイルの輸入トラブルを薄めるために無理やりに発表
したような印象がつきまとうのだが。
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朝鮮日報 記事入力 : 2011/12/25 09:08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/12/25/2011122500234.html
韓国軍:新型中距離SAMの開発に成功
1万5000メートル以下の中低高度を飛来し敵機を要撃するミサイル
世界で5番目に開発
国防科学研究所(ADD)が15日、中距離地対空ミサイル(SAM)「天弓」(プロジェクト名:チョルメ2)を独自技術で開発した、と公式に発表した。
垂直に発射される中距離SAMの開発はロシア、フランス、台湾、日本に続いて世界で5番目となる。
米国は、高性能の中距離SAMをイタリアやドイツと共同で開発中だ。
天弓は早ければ2013年から実戦配備される。
また第2段階事業として、来年から18年にかけて、弾道弾要撃用のミサイルに改良される予定だ。
これは「韓国型パトリオットPAC3」開発の土台が整ったことを意味する。
■母体はロシアのミサイルシステム
天弓は最大射程が約40キロで、高度1万5000メートル以下の中低高度を飛来する敵航空機を要撃する際に用いられるSAMだ。
飛行速度はマッハ5(音速の5倍)前後まで可能だという。開発期間は5年で、8300億ウォン(約558億円)の開発費が投入された。
1964年に韓国に配備され、現在は韓国空軍の主力SAMとして使用されている米国製のHAWKミサイルを代替するため、天弓が開発された。
ADDは、06年に天弓の開発に着手したが、初期研究は01年にまでさかのぼる。
母体は、ロシアのミサイルシステム(S400)だった。
韓国の技術陣はロシアと協力して、大型のレーダーシステムを、車載可能な小型のものに変えた。
ミサイルの推進体も、ロシア製の小型ミサイル(9M96)をモデルにして研究を行った。
この過程でノウハウを積み、06年から独自開発に入った。
天弓は、搭載するソフトウエアや多機能レーダーなど、ほとんど全てを韓国独自の技術で開発することに成功した。
■敵機を同時に6機まで要撃
天弓開発の実務を担当したイ・ヒチョルADD戦術誘導武器体系開発団長は
「天弓はHAWKとはレベルが違うミサイル。
世界最先端のミサイルを開発したと考えてよい」
と語った。
天弓の発射装置は、多機能レーダー、交戦統制所、発射台と8基のミサイルからなる。
天弓のレーダーは、敵航空機の探知、追跡、敵味方の識別からミサイルの誘導機能までを遂行する多機能レーダーで、敵機を同時に6機まで要撃できる。
一方のHAWKは、一度に1機の敵機しか追跡できない。
天弓は、垂直発射システムを備えている。
ピストンを利用してミサイルを空中に押し出した後、点火と誘導が行われる構造になっている。
噴炎があまりないため敵に露見する可能性が低く、速やかな方向転換が可能な点が強みだ。
また対電子戦能力を備えているため、敵の電波妨害を受けても性能を維持できる。
■「弾道弾要撃ミサイルの開発に自信」
ADDは今後、天弓を弾道弾を要撃できるパトリオットPAC3級以上に改良する計画だ。
この場合、有効射高を3万メートル、射程距離を100-150キロまで伸ばさなければならない。
韓国軍消息筋は
「射撃試験で、8発中7発が標的を直撃しているところに意味がある」
と語った。
直撃方式は、ミサイル迎撃システムでは中核となる技術だ。
また、コンピューター上での模擬実験(モデル・アンド・シミュレーション)を適用した統合試験システムにより、実際の射撃試験を行わなくても、同類の試験結果を引き出す手法を積極的に活用したという。
ミサイル1基の射撃試験には、通常数十億ウォン(10億ウォン=約6720万円)を要するが、米国の場合、新型ミサイル開発のため100基以上もの射撃試験を行うという。
ADD側は、天弓の開発により、ミサイルの輸入代替効果などで投資額の約4.5倍に相当する3兆7400億ウォン(約2510億円)の経済効果があると見込んでいる。
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