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レコードチャイナ 配信日時:2011年12月29日 4時57分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57373&type=0
15年以内に中国で史上最大規模の人口移動、
様々な問題が発生する
2011年12月27日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、今後15年間で中国でおよそ3億2000万人が農村から都市に移住すると予想され、これは人類史上最大規模の人口移動となるだろうと報道した。
台湾・NOWnewsが伝えた。
大規模な人口移動は、中国にさまざまな環境や生活における課題をもたらすと予想される。
都市の急速な成長で、交通、環境保護などの問題が発生し、人々の生活レベルを下げるだろう。
中国には全世界の5分の1に近い人口が集中しているが、
しかし、中国は世界の7%の耕作面積しか持たない。
中国は米国モデルに習うべきではない。
なぜなら中国は全人民に庭付きの自宅を持たせるだけの土地がないからだ。
中国の都市人口の増加は、気候変動や商品価格に衝撃を与えるだろう。
都市建設のために、中国はより多くの原料を輸入せざるを得なくなる。
具体的にはブラジルやオーストラリアから鉄鉱石を、米国から飼料を輸入し、中国の都市人口が肉を食べれるように、車を買えるようにしなければならなくなる。
そしてガソリンの価格もますます高騰するだろう。
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3億2千万人の民族大移動。
昔、ゲルマン民族の大移動というのを歴史で習ったことがある。
それよりもすごいことが中国で起ころうとしている。
その結果のもたらすものは何か。
「暗黒の時代」がくるのだろうか。
3億2千万人とは日本の人口の2.5倍。
とても島国民族では想像もつかないこと。
飢えが蔓延するか、排気ガスの下で淀んだ生活を強いられか。
暴動と犯罪の巷になるか。
スラムと不衛生のルツボになるか。
見通しは立たない。
何しろ、人類史上はじめてという民族大移動である。
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レコードチャイナ 配信日時:2011年12月30日 17時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57457&type=0
世界で唯一老年人口が1億を超える―中国
2011年12月28日、新華ネットの報道によると、中国は老年人口が1億を超える世界唯一の国であり、しかもその数は毎年、人口増加率の5倍余りにあたる3%以上の速度で急速に増えている。
中国国務院弁公庁が先ごろ配布した「社会養老サービスシステム整備計画(2011-15年)」によると、
2015年に中国の老年人口は2億2100万に達し、総人口の約16%を占め、
2020年には2億4300万に達し、総人口の約18%を占める見込み。
人口の老齢化、高齢化の進行に伴い、世話が必要な高齢者の数はさらに増え続け、介護問題が日増しに際立ち、需要は日増しに増大し、社会養老サービスシステム整備の加速は一刻の猶予も許されないとみられている。
長期にわたり、中国は家族を中心とする養老方式をとってきたが、一人っ子政策の実施や経済・社会のタイプ転換に伴って、家族の規模が日増しに小型化し、子供が独立して老人だけになった世帯が増え続けている。
家族の規模縮小と構成変化によって、養老機能がたえず弱まり、専門化した養老機関やコミュニティーサービスに対する需要が日ごとに増えている。
世話が必要な高齢者は約3300万人に上り、高齢者全体の19%を占めている。
現代社会は競争が激しく、生活のテンポが速くなっていることから、中・青年世代は仕事と生活の二重負担を抱えており、高齢者の面倒をみることが難しく、社会養老サービスの拡大を通じた解決が差し迫って必要になっている。
「計画」は、社会養老サービスシステムを整備することは消費拡大と雇用促進に有効で、膨大な数の高齢者群の世話と介護の需要は養老サービス消費市場の形成にも有益だとしている。
試算によると、2015年の中国の高齢者介護サービスの潜在的市場規模は4500億元(約5兆4000億円)を超え、就業者の潜在的需要は500万を超えるという。
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レコードチャイナ 配信日時:2011年12月31日 7時28分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57425&type=0
中国の人口増加率は間もなくマイナスに、毎年400万人ずつ減っていく
2011年12月27日、現行の人口抑制政策に反対を唱える中国の人口問題研究家、何亜福(ホー・ヤーフー)氏が
「中国の人口増加率は間もなくマイナスに、毎年400万人ずつ減っていく」
と論じた記事を中国のブログサイト・網易博客に掲載した。
以下はその内容。
近年、「一人っ子政策」の支持者と討論していると、他人の意見のほんの一部をかいつまんで反論してくる人が多いことに気付かされる。
例えば、こんなことがあった。
筆者は以前、以下のような論文を発表したことがある。
「その国の平均寿命が100歳だとして(しかもそれは毎年変わらないとして)、人口が13億の場合、毎年の死亡数が常に一定だと仮定すると、その国の毎年の死亡率は1%になる。つまり、毎年の死亡数は1300万人」
「中国は、人口は13億だが、平均寿命は72歳。
ならば、毎年の死亡数が常に一定だと仮定して、その数字は1800万人前後になるはずだ(13億×1/72で計算)。
だが、中国の近年の死亡数はおよそ800万人。
統計の数字が正しいとして、これが何を意味するかというと、今後、中国の毎年の死亡数はぐんぐん増えるということだ。
その数が2000万人を超える日がやってくることになる」
これに対し、
「死亡率=1/平均寿命で計算するなんて大間違いだ」
と反論した人がいた。
もちろん、筆者も死亡率を出す公式くらい知っている。
だが、筆者は「毎年の死亡数が一定だと仮定して」と前置きしている。
その部分を読み飛ばしているから、話がかみ合わない。
中国の死亡数は2001年~2006年、毎年800万人前後を維持していた。
だが、2007年以降はこれが900万人に増えている。
しかも、毎年増加傾向にある。
これはつまり、50年代~60年代のベビーブーム期に生まれた世代が人生の終わりを迎えはじめているということだ。
ピーク時の死亡数は毎年2000万人を超えるだろう。
国家統計局によると、中国の近年の出生数は毎年1600万人前後にとどまる。
単純に計算して、中国は間もなく人口が毎年400万人以上減少する時代を迎えることになるのだ。
●何亜福(ホー・ヤーフー)
中国の人口問題研究家。1967年ベトナム生まれ。1968年に中国に帰国。中国の主要メディアに数多くの文章を発表している。
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● データは2000年度によるので「+10年」すること
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