2011年12月31日土曜日

組合専従者:「大阪全体の癌」

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●  「■大阪市職員です。」というブログ




ゆかしメディア 最終更新:2011年12月31日 11時35分
http://media.yucasee.jp/posts/index/9980?la=0003

大阪市職員が組合専従者を「大阪の癌」

 橋下徹氏が市長に就任し、全国区で話題となっている大阪市。 
 とりわけ高給取りだと言われている市役所の職員が、はてなブログで
 「大阪市職員です。」
として書き込みを行い、注目されている。

 この職員は身分、所属、年齢などは明らかにしていないが、メディアの市職員批判の方向や世間の見方などについて、現場職員の声として述べている。

 「橋本さん(原文ママ)が市長になって大変ですねえ?」
 「大阪市職員は市長を敵視しているそうですねえ?」

 橋下氏が市長に就任してから何度も聞かれるそうだ。
 平松邦夫・前市長が組合寄りだったが、新市長は行政の急速なスリム化を目指すために、市職員と敵対している、との報道がメディアによって市民にも刷り込まれたことは否めない。

 「マスコミというのは本当にいい加減な情報を流す事があって、いったん流れ始めた適当な情報はなかなか消えずにこうやって固定観念として人々に植え付けられてしまいます。
 敵視していません。
 全くの誤解です。
 むしろ大半の職員は諸手を上げて歓迎しているぐらいです」

 むしろ賛成なのだという。この職員は、甘い汁を吸っているのは組合の専従者だとしており
 「敵視しているのは一部の職員だけです。
 特に労組関係のパニックぶりはちょっと笑えます」
とまで言う。
 また、「大阪全体の癌」とまで言い切る。

 また、現場では職員が市民から、きつい言葉が日々浴びせられるという。
 「お前らのせいで俺は生活保護なんや」という意味不明なものまであるそうだ。

 また、給料についても
 「大阪市民を出し抜いてぬくぬくと生きているわけではありません。
 普通のサラリーマンと同じ程度の給料と、職場環境で淡々と働いているだけです」
としている。
 
 この職員は自身の給与金額を明らかにはしていないが、現業部門こそ都市環境局で平均788万円、最高額1303万円とされるが、行政職は平均697万5879円となっている。

 そして最後に、橋下市制へ
 「フルタイム労働組合従事者のような人達は新市長の下で淘汰されるはずです。
 必ず大阪市はよくなると信じています」
と期待を語っている。



 では、そのブログとは。


はてなブログ 2011/12/30
http://anond.hatelabo.jp/20111230044635

大阪市職員です。
 
「橋本さんが市長になって大変ですねえ?」
 
 友人家族からこの一ヶ月で10回以上言われた言葉です。
 もうさすがに聞き飽きました。
 マスコミというのは本当にいい加減な情報を流す事があって、いったん流れ始めた適当な情報はなかなか消えずにこうやって固定観念として人々に植え付けられてしまいます。
 
 「大阪市職員は市長を敵視しているそうですねえ?」
 敵視していません。
 全くの誤解です。
 むしろ大半の職員は諸手を上げて歓迎しているぐらいです。。。
 
 大阪の財政難が全て大阪市の職員の責任であるかのごとく報道するテレビメディアのせいで、ここ数年市民からの相当きつい言葉が職員に日々投げかけられています。
 「お前らのせいで俺は生活保護なんや」
 意味がわかりません。
 「ぬくぬく生きやがって高給取りが」
 冗談じゃないです私の給料はむしろ世代平均を下回っています。
 「お前も労組なんか?市民の税金で労組活動とはどういう了見やねん」
 私は労組じゃありません。
 
 市民と直に接する部署では毎日のようにこのような罵言が職員に浴びせられます。
 「大阪市公務員」とひとくくりにして、悪者扱いするマスコミのせいで
 市民の職員に対する敵意感情
は異常なほどに熱を帯びています。
 怖いです毎日。
 明らかに離職率が高まっています。

 
 私たちは決して大阪市民を出し抜いてぬくぬくと生きているわけではありません。
 普通のサラリーマンと同じ程度の給料と、職場環境で淡々と働いているだけです。
 
 一部で報道されている労働組合については我々一般の職員も常日頃から疎ましく思っています。
 信じがたいかもしれませんがフルタイムで組合活動に従事している職員もいます。
 その人達の大義名分は
 「職員のために我々は闘う。
 それが市民、そして大阪市全体の為になる。」
 意味がわかりません。
 彼らがフルタイムで組合活動している穴埋めを他の職員がやっています。
 その結果市民へのサービスは劣化します。
 組合活動の利益を享受できるのは一般職員でもなければ市民でもありません。
 組合中枢の幹部のみです。
 大阪全体の癌と言ってもいいです

 だからこそ新市長の当選に我々は沸き立ちました。
 敵視しているのは一部の職員だけです。
 特に労組関係のパニックぶりはちょっと笑えます。
 早々に新市長に白旗を上げてギブアップした労組職員もいるようですが、一般職員からもフルタイム労組職員からも白い目で見られて居心地が悪そうにしています。
 
 私は別に税金を無駄使いなんてしていません。
 そんなに頭は良くないですし器量も良くないかもしれませんが、コツコツと大阪市民のために仕事をしているつもりです。
 繰り返しになりますが世代平均よりも給料は低い方です。
 公務員といっても色んな職務があります。
 一緒くたにしないで欲しいのです。
 我々を敵視しないでください。
 
 フルタイム労働組合従事者のような人達は新市長の下で淘汰されるはずです。
 必ず大阪市はよくなると信じています。
 
 マスコミの人達は変に対立を煽らないでください。
 市民vs職員とか市長vs職員なんて構図は存在しません
 存在してはいけません。
 
 はあ年末に何書いてるんだろう私。
 それではよいお年を。
 おやすみなさい。





テレ朝ニュース (01/05 05:54)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220105000.html

橋下市長、労組と全面対決 謝罪後の握手も拒否

 大阪市の橋下徹市長は、大阪維新の会の全体会合で、労働組合との対決姿勢を全面に打ち出し、来月の議会に組合の政治活動を規制する条例を提案する考えを示しました。

 大阪市・橋下徹市長:
 「役所と組合と地域の団体と現職の首長ががっちりタッグを組んで、現体制を守るという選挙を経験したわけですから、こういう選挙はもう大阪からはなくしていく。
 大阪市役所(職員)の政治活動を疑われるような行動、これをきちっと律するような条例を大阪市長として市長提案したい」

 職員が加盟する労働組合は、去年の大阪市長選の際、橋下氏の対立候補だった平松前市長を支援していました。
 橋下市長は、こうした組合の政治活動を規制する条例を来月の議会に提案する方針です。
 これに先立って、組合の幹部は橋下市長に謝罪に訪れましたが、橋下市長は握手を拒否するなど組合とは全面対決の姿勢です。

 大阪市・橋下徹市長:
 「(組合の)事務所については、早期に退去して頂きたい」
 大阪市・労働組合連合会、中村義男執行委員長:
 「大阪市を良くしようという気持ちは労働組合も方向は同じ。
 社会貢献もやってますので、現場見に来て頂いたらありがたい」

 また、大阪維新の会は、若手の政治家を育成するため、「維新政治塾」を開催し、塾生を募集することを公表しました。
 維新の会は、大阪都構想や首相公選制の実現に向けて各政党に協力を呼びかけていますが、実現しない場合は次期衆議院選挙での候補者擁立につなげたい考えです。








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